スルーパスで同点ゴールをアシスト プレミア逆転優勝へサラーの復調が待たれる

1アシストのサラー photo/Getty Images

チームの2点目をアシストした

プレミアリーグ第32節でリヴァプールは、マンチェスター・シティと対戦。リヴァプールが2度のビハインドを追いつき、2-2のドローで決着している。サディオ・マネの得点をアシストしたモハメド・サラーにとって、追加点は復調の兆しとなるだろうか。

前半を1-2とビハインドで折り返し、迎えた後半開始直後にリヴァプールが同点に追いつく。右でボールを受けたサラーは前を向くと、左サイドから中央へと走り出していたマネへスルーパスを供給。これに反応したマネがゴールネットを揺らして2-2のイーブンへと戻した。

精度の高いスルーパスでアシストを記録し、チームの勝ち点1獲得に貢献したサラー。ここ数試合はパフォーマンス自体は悪くないものの、PK以外でゴールが奪えず本調子とは言えなかった。そんな中でも破壊力抜群なマネとのコンビネーションで首位・マンチェスター・シティ相手に得点を創出する活躍を見せ、チームに貢献する。

前回対戦ではサラーが1人で相手守備陣を何人もかわし、自らの力でゴールを奪い取った。あの時期のサラーはボールを持てばチャンスを生んでおり、あのパフォーマンスを見ると、現状では物足りなさを感じてしまうのも事実。数試合は精彩を欠くシーンも見られたが、ここからリヴァプールが逆転優勝するためには、今季前半戦のようなパフォーマンスをサラーに期待したい。彼が復調し得点を量産することが、タイトル獲得にもっとも近づく方法だ。

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