ドルトムントの若き怪物MFにレアルも熱視線 激しさを増す“ベリンガム争奪戦”

今夏レアルも争奪戦に参加するとみられるベリンガム photo/Getty Images

リヴァプールも獲得に興味とされるなかで

昨夏レンヌからMFエドゥアルド・カマヴィンガを獲得したレアル・マドリードだが、今夏の移籍市場ではまたも若き中盤戦士を補強してくるのだろうか。現在、白い巨人が見つめる先にはドイツで活躍する18歳の怪物MFがいる。

その18歳とは、ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。スペイン『MARCA』によると、レアルはかねてより獲得に動いているとされていたFWアーリング・ハーランドに加えて、中盤強化のためベリンガムにもアプローチをかけるプランを持っているという。昨年9月にルカ・モドリッチが36歳を迎えたなか、レアルは彼の負担軽減や次世代の中心選手としてベリンガムに期待をかけているようだ。

今季はここまでドルトムントで試合に出場し、チームの中盤で絶大な存在感を発揮しているベリンガム。今季は左サイドのアタッカーを務めることも増えてきており、その推進力あるドリブルはあらゆる局面で相手の脅威となる。視野の広さを活かしたロングフィードにも定評があり、先日行われたケルン戦では彼のフィードからマリウス・ヴォルフの先制点が生まれている。ボールを持てば様々な選択肢を使ってゴールに迫る中盤戦士。まだ18歳ということもあり、レアルとしては喉から手が出るほどほしい人材と言えるか。
しかし、それだけ優秀とあって、ベリンガム争奪戦にはあらゆるビッグクラブの名前が浮上している状況。なかでもリヴァプールはこの18歳に熱心なようで、ユルゲン・クロップ監督が獲得を熱望していると英『Daily Mirror』が伝えている。確保できれば間違いなく大きな戦力となるはずだが、はたしてレアルは無事に今夏ベリンガムをチームに迎え入れることができるのか。今後の動向には注目だ。

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