柴崎岳がアンカーを務める? オーストラリア戦から9人が変わった日本代表がスタメン発表

ベトナム戦の先発が発表され、柴崎岳が名を連ねている photo/Getty images

注目の一戦だ

29日にベトナムとホームで対戦する日本代表は11人のスターティングメンバーを発表した。オーストラリア戦からは大幅にメンバーが変わっており、守護神に川島永嗣、最終ライン右から山根視来、谷口彰悟、吉田麻也、中山雄太の4バック、中盤は3枚でアンカーに柴崎岳、インサイドハーフ右に原口元気、左に旗手怜央、前線3トップは右から久保建英、上田綺世、三笘薫となった。この中でオーストラリア戦スタメンだったのは、山根と吉田のみであり、森保一監督はサブ組をテストしてきた。

その中で注目は中盤の組み合わせだ。従来のアンカーを置いた形を予想したが、ここに柴崎が入っている。彼はダブルボランチやインサイドハーフとして起用されることが多く、ここに入るのは初めてだ。アンカーは配球力に加え、守備力が必要なポジションであり、ここで柴崎が輝くことができれば、本人にとっても代表にとっても大きい。パスは得意な選手であり、守備でそこまで強度を見せられるかがカギとなる。

インサイドハーフでは旗手が注目だ。セルティックではインサイドハーフとして大活躍しているが、フル代表での彼は未知数だ。代表でインサイドハーフとしてプレイする田中碧や守田英正らと比較すると、攻撃センスに長けており、ミドルシュートやポケットと呼ばれるペナルティエリア内の角を取る動きに注目したい。
ほかにも中山や久保、三笘、上田などここまでは控えスタートだった選手が先発に抜擢されており、彼らの活躍に注目だ。

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