レアル中井らも後々加わることになるU-23の中盤 FC東京松木玖生は代表でどこまで戦えるのか

U-23で日本代表入りを果たした松木玖生 photo/Getty images

23日に初戦を迎える

2024年に開催されるパリ五輪に向けたU-23日本代表が先日発足され、3月23日から29日にUAEで行われるドバイカップを戦う27人が日本サッカー協会から発表された。ここには本来の年代である久保建英は選ばれていないが、国内外から精鋭が集められている。

その中でも実力者が集まったのは中盤だ。この年代がどのようなシステムで戦うかはまだ分からないが、湘南ベルマーレの田中聡、横浜F・マリノスの藤田譲瑠チマ、東京ヴェルディの山本理仁、FC東京の松木玖生、京都サンガF.C.の川崎颯太は今季Jリーグの所属クラブで出場機会を得ている選手たちだ。さらにここに加えて清水エスパルスの松岡大起やレアル・マドリードに所属する中井卓大も入ってくるだろう。

特に松木には大きな期待がかかる。青森山田高校からFC東京に入ったが、すでにチームではインサイドハーフとして出番を得ている。少し前まで高校生としてプレイしていたとは思えない球際の強さを見せており、守備での強度は十分にプロレベルにある。攻撃面でもボールを持った際の怖さやオフザボールの動き出しはFC東京のここまでの3試合で証明されている。

すぐにプロに馴染んだ適応力の高さも彼の武器の一つだ。特にこの能力は短い期間で戦う代表に必要であり、結果を残してくれるか。クラブ事情もあって初戦のクロアチア戦、2戦目のカタール戦のみと出番となりそうだが、彼は代表でそこまで戦えるのか興味が沸く。

パリ五輪に向けてスタートしたU-23日本代表。ここからの2年でメンバーは様変わりするのは目に見えているが、ここから松木含めて誰が主力となるのか期待したい。初戦のクロアチア戦は23日の16時キックオフ予定となっている。

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