昨季はセリエAで20得点決めたのに…… 2部でもペース上がらぬストライカーの苦悩

今季はゴールから遠ざかる時間が多くなっているシミー photo/Getty Images

パタリと止まったゴールラッシュ

昨季こそセリエAで大活躍を披露したが、ナイジェリア人FWの2021-22シーズンは一転して苦しいものとなっている。今冬にはプレイするカテゴリを2部に落としたものの、“シミー”ことシメオン・ヌワンコ(29)の得点ペースは上がってこない。

昨季はクロトーネに在籍し、セリエA得点ランキング5位タイとなる20ゴールを挙げたシミー。しかし、21-22シーズンの同選手はここまで思うようにゴールを決めることができていない。開幕前に加入したサレルニターナではリーグ戦19試合に出場してわずか1ゴール。昇格組の同クラブとしては目玉補強だったはずだが、シミーはその期待に応えることができなかった。

そんな状況を受け、冬の移籍市場ではセリエBのパルマへとレンタル移籍することとなっている。しかし、ここでもシミーの調子は戻ってこない。パルマでは冬の加入からここまで8試合に出場しているが、同選手はここでもまだ1ゴールしか決めることができていないのだ。いったい、昨季の輝きはどこへ。そんなことを思っているカルチョファンも少なくはないだろう。
突如として止まってしまったナイジェリア代表FWのゴールラッシュ。はたして、慣れ親しんだセリエBでも苦しむストライカーは今後輝きを取り戻すことができるのか。ナイジェリアの長身FWは窮地に立たされている。

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