ドイツ代表の右SBはヴォルフスブルクの23歳が埋める? フリックが期待を寄せる男とは

昨年のリヒテンシュタイン戦では1G1Aの活躍を披露したバク photo/Getty Images

定位置獲得に期待かかる新鋭SB

今年12月に開催されるカタールW杯に向けて、ドイツ代表では新たな力が一気に台頭してくるのだろうか。現地時間26日に行われるイスラエル代表とのフレンドリーマッチにて、同代表のハンジ・フリック監督はチームに新たな風を取り入れることとなるかもしれない。

そう伝えたのは独『Spox』だ。同メディアによると、このイスラエル代表戦でフリック監督は何名かの若い選手を招集し、一定のプレイタイムを与えてその実力を試すプランを持っていようだ。現在はその人選に奔走しているようで、現地時間18日に行われるメンバー発表までに活きのいい若手を何人もチェックしている状況だという。

なかでも、現時点でフリック監督が注目しているとされるのはヴォルフスブルクのDFリドル・バク(23)だ。昨年11月に行われたリヒンテンシュタイン代表戦では、フル出場で1ゴール1アシストの活躍を披露した同選手。フリック監督は彼に大きな期待をかけているようで、現地時間12日に行われるブンデスリーガ第12節のフライブルク戦にも直接赴いて彼を含めた代表候補のプレイをチェックするようだと『Spox』は伝えている。
今季はここまでヴォルフスブルクで公式戦32試合に出場し、4ゴール3アシストを記録しているバク。アグレッシブに前へと出ていくプレイは各方面から高く評価されており、右サイドバックやウイングバックを主戦場としながらも意外なところからゴールに絡んでいける選手だ。フリック監督就任以降のドイツ代表は右サイドバックのチョイスに悩まされていた節もあり、バクが定位置を掴むこととなればチームにとって大きいのは間違いない。

フリック監督が大きな期待を寄せるヴォルフスブルクの23歳。はたして、バクはマンシャフトで定位置を掴むことができるのか。まずはフライブルク戦で好パフォーマンスを披露し、メンバー入りへの猛アピールを成功させたいところだ。

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