わずか半年でリヨンを退団してMLSへ 上位進出目指すシカゴへ加入のシャキリ

リヨンを退団したシャキリ photo/Getty Images

今季はリーグ・アンで11試合2得点

昨シーズンまで所属していたリヴァプールでは、主力として活躍することができなかったシャキリ。しかしオフに行われたUEFA EURO2020でスイス代表として輝きを放ち、自身の価値を欧州に示すと、今季からは出場機会を求めてリーグ・アンのリヨンへと移籍を決めた。

バルセロナへと移籍したメンフィス・デパイの穴を埋める活躍に期待されていた同選手だったが、初挑戦のリーグ・アンでは11試合2得点3アシストと期待に応える活躍はできず。チームも8位と低迷するなど厳しい状況が続いていた。

すると今冬の移籍市場で、メジャーリーグ・サッカーのシカゴ・ファイアーへの加入を発表。わずか半年でフランスからアメリカへの挑戦を決めたのだ。MLSでシャキリはどのようなプレイを見せるのだろうか。

昨季のシカゴはイースタン・カンファレンスで14チーム中12位と下位に沈んだ。上位進出を狙う今季、シャキリの獲得は目玉補強となったことだろう。同クラブは昨シーズン[4-1-4-1]のシステムを採用していたため、シャキリはサイドハーフやインサイドハーフでの起用が可能だ。元々はサイドアタッカーだった同選手だが、リヴァプール時代には中盤でのプレイ経験もあるため柔軟な対応ができる。

シャキリは力強いドリブルと強烈なシュートを武器とするMFだ。欧州以外でのプレイは自身初となるが、存在感を発揮することができるのだろうか。

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