チャンスメイク、フィニッシュ、FKと何でもこなす ライプツィヒの万能アタッカーが止まらない

ケルン戦で直接FKを沈めたエンクンク photo/Getty Images

ケルン戦でも得点奪う活躍

2021-22シーズン、ドイツ・ブンデスリーガで大暴れするアタッカーの勢いはまだ止まらない。そのアタッカーとは、RBライプツィヒに所属するMFクリストファー・エンクンクだ。

今季ゴールスコアラーとして本格的に覚醒したエンクンク。昨季までは得点よりもアシスト能力の方を評価されていた同選手だが、2021-22シーズンのブンデスリーガでは第21節終了時点で早くも二桁の10ゴールに到達している。シュート決定率も20.75%と印象的な数字を残しており、今や彼は名実ともにライプツィヒのトップスコアラーとなった。

そして、現地時間11日に行われたブンデス第22節のケルン戦でも、エンクンクは好パフォーマンスを披露。25分にライプツィヒが敵陣PA手前でフリーキックを獲得すると、同選手は鮮やかなシュートでそれを直接ゴールへと叩き込んでみせたのだ。これで今季ブンデスでは11ゴール目。直近5試合でゴールがなかったのは1試合のみという驚異的なペースで得点を荒稼ぎしている。
加えて、チームが奪った3点目の場面ではアンヘリーニョのゴールにつながるカウンターの起点にもなったエンクンク。流れの中から高い精度のチャンスメイクとフィニッシュを行い、セットプレイでは直接FKも決めてしまう。まさになんでもできる万能アタッカーと呼ぶにふさわしい。夏の移籍市場ではあらゆるビッグクラブが彼を狙うとされているが、今の活躍を考えれば無理もない話だろう。

ライプツィヒの前線で安定して結果を出し続けるエンクンク。はたして、シーズンが終わる頃に彼の成績はどれほどの数字となっているのだろうか。

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