セリエAで最も走る男が戦力外に? 平均走行距離“11.665km”の中盤戦士が直面する苦境

ジャンパオロ就任で立場が怪しくなっているトルスビー photo/Getty Images

指揮官交代で雲行き怪しく

どれだけ優秀なスタッツを残していても、指揮官に評価されなければ試合に出場できないのがサッカー選手という職業だ。指揮官が展開するサッカーにフィットしないのであれば、容赦なく出場機会は減っていく。夢のある職業なのは間違いないものの、その一方では過酷な時間を経験する可能性もある。

そんななか、今季後半戦はセリエAでそういった不遇の選手が生まれるかもしれない。その選手とは、サンプドリアに所属するノルウェー代表MFモアテン・トルスビー(25)だ。

21-22シーズンはセリエAで21試合に出場し、残留を争うサンプドリアのなかで精力的に中盤を支えていたトルスビー。セリエA公式サイトによると、彼がここまでに記録している1試合平均の走行距離はリーグ1位となる11.665kmというのだから驚きだ。よく走るセリエAの中盤戦士といえばインテルのクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチを思い浮かべる人も多いだろうが、トルスビーはその彼を抑えて1位の座に君臨している。

しかし、そんなトルスビーでも今後の出場機会は減少してしまうのだろうか。伊『calciomercato』によると、先月19日にサンプドリアの新指揮官に就任したマルコ・ジャンパオロ監督は、彼をチームの重要な戦力とはみなしていないという。最終的には残留となったが、冬のメルカートでは同選手の売却にも動いていた様子。サンプドリアにおけるトルスビーの現状は、非常に厳しいと言わざるを得ないだろう。

指揮官交代によって、一気にチーム内での立場が危うくなってしまった“サンプドリアのエンジン”。はたして、トルスビーは今後この状況をどのように打破しにかかるのか。25歳MFはこれまでのキャリアで最も過酷なハーフシーズンに挑もうとしている。

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