今のヴィニシウスはファウルでしか止められない? ついにレアルで覚醒したブラジルの才能

圧巻のドリブル技術を武器にレアルの攻撃陣をリードするヴィニシウス photo/Getty Images

注目すべき被ファウル数

2021-22シーズン、レアル・マドリードで本格的にブレイクを果たしているのがFWヴィニシウス・ジュニオール(21)だ。かねてよりその才能の豊かさには注目が集まっていたものの、このブラジル人アタッカーはここまで公式戦28試合に出場して15ゴール9アシストを記録中。昨季が49試合で6ゴール7アシストだったことを考えれば、彼は一気に殻を破ったと言っていいだろう。

そんなヴィニシウスの好調を支えているのが高いドリブル技術だ。ブラジル出身の選手らしいリズミカルなドリブルで、サイドを面白いように切り裂いていく同選手。たとえ前方に複数の相手選手がいても、今季の彼はいとも簡単にその包囲網を突破してしまう。ここまでにリーグ戦で記録しているドリブル成功数はリーグトップの59回(データサイト『SofaScore』より)。その数字からも、現在のヴィニシウスがどれほど素晴らしい活躍を披露しているかは窺い知ることができるだろう。

加えて、今季のヴィニシウスの好調ぶりが見て取れるデータはほかにも。そのデータとは被ファウル数。『SofaScore』によると、21-22シーズンの現時点で同選手が相手にファウルをされた回数はもう46回となっている。これはトップに立つセルタのDFハビ・ガラン(48回)とたった2回差でリーグ3位にランクインする数字だ。もはや彼のドリブルを止める方法はファウルしかないのか。そんな印象を抱かせるデータと言えるだろう。

そして実際、現地時間20日に行われたスペイン国王杯4回戦のエルチェ戦でも、ヴィニシウスはキレキレのドリブルを何度も披露。この試合でも彼が止められたシーンの多くは相手のファウルによるもので、このゲームだけで5回も被ファウル数を記録したというのだから驚きだ。

加入から3年半の時を経て、レアル攻撃陣のなかでも特別な存在となったヴィニシウス。今後もその圧倒的な突破力を武器に、彼は白い巨人の前線をリードしていくことだろう。

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