リヴァプール移籍から2年経った今も難問 南野拓実の“ベストポジション”はどこだ

リヴァプールで様々な役割こなしてきた南野 photo/Getty Images

複数ポジションをこなせる選手として起用されてきたが……

リヴァプールに移籍してから2年。日本代表FW南野拓実は、複数ポジションを担当できるユーティリティアタッカーとして評価されてきた。ただ気になるのは、どこがベストポジションなのかだ。

現在はFWモハメド・サラー、サディオ・マネの両名がアフリカ・ネイションズカップ2021に参戦しており、南野は2人の代わりにウイングをこなすことも出来る。他にはトップ下、センターフォワードの位置にも入れる。インサイドハーフもこなせるかもしれない。

複数ポジションをこなせるのは1つの魅力だが、まだリヴァプールサポーターは南野のベストポジションを理解していないのではないか。英『Liverpool Echo』では、クラブOBジョン・オルドリッジ氏もどう起用していくのがベストか分かりにくいと答えている。

「南野は主に国内カップ戦での格下とのゲームに出場しているが、彼の得点率は非常に良い。ただ、1つの疑問は彼がリヴァプールのどこでフィットするのかということだ。彼は中盤ではプレイしないし、私は彼をウイングの選手とも見ていない。純粋なセンターフォワードにも合うとは思わない。とはいえ、彼は常にボックス内で良い状況は作っている。今季の彼はほぼ毎試合のように得点を決めてきたが、彼が今後我々にとって十分な存在かは確信が持てない」

日本代表ならばトップ下、あるいは左のウイングといったポジションで起用されるのが一般的だが、リヴァプールでは常にトップ下のポジションが用意されているわけではない。またウイングでも、さすがにサラーやマネと同じ役割を期待するのは難しい。

格下との戦いも多いとはいえ、今季の南野は全コンペティション合わせて675分間のプレイタイムで6得点1アシストと十分な成績を残している。フィットするポジションで起用してもらえれば強豪相手にも結果は残せそうだが、この2年でベストポジションが今一つはっきりしていないのは残念か。おそらくはサポーターの間でも意見は分かれるはずで、ユーティリティアタッカーゆえの難問となっている。

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