昨季セリエAで“20得点”奪った男は一発屋で終わるのか 窮地に立たされる長身ストライカー

サレルニターナで苦しむシミー photo/Getty Images

今季はまだ1ゴール

昨季セリエAで大爆発したストライカーは、1シーズン限りの一発屋で終わってしまうのか。2020-21シーズンにその得点能力を開花させたはずの男だが、彼は新天地で苦しんでいる。

その男とは、サレルニターナに所属する“シミー”ことナイジェリア人FWシメオン・ヌワンコ(29)だ。昨季はクロトーネに在籍して、セリエA得点ランキング5位タイとなる20ゴールを挙げた同選手。しかし、そんなシミーは昇格組のサレルニターナへとレンタル移籍した今季、なかなか思うようにゴールを決めることができていない。

ここまではリーグ戦18試合の出場でたったの1ゴール。第8節のスペツィア戦で待望の初ゴールこそ生まれたものの、シミーの状態はなかなか上がってこない。そんな状況を受けて、サレルニターナは彼とのレンタルを今冬限りで打ち切りとすることも検討している様子。伊『calciomercato』によると、そんな同選手にはモンツァ(セリエB)への移籍話も浮上しており、その去就は不透明なものとなっている。
ハマればセリエAでも十分に通用する実力は備えているはずだが、どうにも今季は新天地でエンジンが掛かってこないシミー。はたして、彼は今冬このままサレルニターナから2部クラブへと向かうこととなってしまうのだろうか。華麗な復活劇には期待したいところだが、その結末はいかに。

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