またドルトムントに有望株がやってきた 今度は長身のU-17イタリア代表DF

U-17イタリア代表にも選ばれているマネ photo/Getty Images

ポテンシャル高い逸材センターバック

この若者も、そう遠くない未来にはドイツで大ブレイクを果たすこととなるのだろうか。才能豊かな有望株を多数抱えているドルトムントに、また新たなヤングタレントが加わることとなった。

その選手の名は、フィリッポ・カリス・マネ。今冬移籍市場でドルトムントがサンプドリアから獲得した17歳のプレイヤーだ。U-17イタリア代表にも選ばれているセンターバックで、今後はU-19カテゴリを中心にプレイしていくことが濃厚と独『Spox』は伝えている。

今季はサンプドリアのプリマヴェーラで公式戦11試合に出場していたマネ。同選手は188cmのサイズを活かしたフィジカルの強さに加え、1対1の局面でも冷静にボール奪取を行う技術を備えている。ビルドアップの能力こそ現時点では平凡かもしれないが、守備に関する能力のポテンシャルは非常に高いと言っていいだろう。
近年、ドルトムントの弱点とされているのは守備の不安定さ。それだけに、数年後にマネが力をつけてくればチームにとっては非常に頼もしい存在となるはずだ。今季すぐトップチームでプレイすることは難しいかもしれないが、このU-17イタリア代表DFは間違いなく磨けば光る逸材。ここ数年で何人もの若手を成長させたドルトムントだけに、彼もその流れには続いていってほしいところだ。

ドルトムントにまたやってきた楽しみなヤングスター。はたして、マネがトップチームで頭角を現すのはいつになるか。今からデビューの瞬間は待ちきれない。

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