冨安もアーセナル《新主将》にふさわしい? 評価される安定したパフォーマンス

アーセナルで右サイドバックの定位置を確保する冨安 photo/Getty Images

若手が多い中で意外な評価

アーセナルは規律違反を理由にFWピエール・エメリク・オバメヤンを主将から外す決断を下したが、新主将にふさわしいのは誰だろうか。

今季のアーセナルは若さが1つの魅力となっているが、悪く言えば経験不足でもある。主将を任せられるようなリーダータイプが不足しているのだ。

サポーターの間でも意見は分かれるだろうが、興味深いのは今夏に加わった日本代表DF冨安健洋の評価だ。
冨安は在籍期間がまだまだ短すぎることに加え、23歳と若い。さすがに主将に抜擢するのは無理があるだろうが、英『Football 365』は「アーセナル新主将候補ランキング」にて冨安を6位に選んでいる。

これは新主将にふさわしい選手をランク付けしたもので、1位FWアレクサンドル・ラカゼット、2位DFキーラン・ティアニー、3位DFガブリエウ・マガリャンイス、4位MFマルティン・ウーデゴー、5位MFトーマス・パルティ、そしてその次の6位が冨安となっている。

理由は1つで、パフォーマンスが安定しているからだ。主将の条件としては継続して出場機会があること、チームの士気を下げるようなミスをしない選手であることが挙げられる。主将がミスばかりではチームも締まらないだろう。その点、冨安のパフォーマンスは毎試合安定している。そこを同メディアは評価したようだ。

決してスタープレイヤーばかりが主将になるのではなく、ウェストハムのマーク・ノーブル、ニューカッスルのDFジャマール・ラッセル、エヴァートンDFシーマス・コールマンなど職人肌のプレイヤーもキャプテンマークを任されている。

もっとも彼らに比べると冨安は経験が少なすぎるが、現アーセナルの中でも1、2を争うほどパフォーマンスが安定していると評価されているのだろう。将来的には日本代表でもリーダーになってほしい選手で、いつの日かアーセナルのような名門でキャプテンマークを巻いてほしいところだ。

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