ファルカオ、バッカらの影に セリエA “100ゴール”に届いたコロンビアの重戦車FW

アタランタで活躍続けるサパタ photo/Getty Images

代表の方では満足なキャリアを描けず

ラダメル・ファルカオ、カルロス・バッカらを筆頭に、2010年代のコロンビアサッカー界には優秀なストライカーが揃っていた。

その影響もあり、思うような代表キャリアを築けなかったのがアタランタ所属のコロンビアFWドゥバン・サパタだ。

サパタは今やセリエAを代表する重戦車ストライカーであり、今節のエンポリ戦でセリエA通算100得点を達成した。これはコロンビア人選手としては初の記録だ。
これまでサパタはセリエA通算239試合で100得点41アシストを記録しており、この成績は見事だ。

しかし、コロンビア代表の方では32試合しか出場できていない。現在サパタは30歳だが、代表デビューも2017年と比較的遅かった。代表では4点止まりとなっており、セリエAでの活躍を考えると少々寂しいか。

コロンビアといえば2018年のワールドカップ・ロシア大会で日本代表とも対戦したが、サパタはメンバーに入っていない。ファルカオ、バッカ、ルイス・ムリエルらがセンターフォワードとしてメンバーに入っており、サパタはワールドカップを1度も経験できていないのだ。これも近い世代に優秀なストライカーが多かったからだろう。

セリエAではウディネーゼでプレイしていた2016-17シーズンより、ここまで毎シーズン二桁得点を記録している。今季も6試合で4得点と快調で、来年のワールドカップこそはチャンスを掴みたいところだ。

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