レアルは“ベンゼマ依存”をどうする 最前線で試したい2トップの案

レアル移籍以降ヨビッチは元気なく photo/Getty Images

終盤に向けてセンターフォワードの層を厚くすべし

チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節で伏兵シェリフに敗れたものの、今季のレアル・マドリードはまずまずのスタートを切っている。

特に攻撃陣はカリム・ベンゼマを筆頭に元気だが、気になるのはベンゼマをどう休ませるかだ。

今のところセンターフォワードの位置はベンゼマに依存しており、層が薄い。期待したいのは、ルカ・ヨビッチの覚醒だ。
ヨビッチはレアルでこそ結果を出せていないが、ドイツのフランクフルトでプレイしていた際には圧巻のパフォーマンスを見せていた。リーガ・エスパニョーラでも十分に通用するはず。

基本的にはヨビッチがベンゼマのバックアッパーとなりそうだが、ヨビッチが1トップで活きるかは微妙なところ。

スペインのレアル専門メディア『The Real Champs』は、今後2トップでヨビッチを試してみるのも面白いと提案している。

エデン・アザールやヴィニシウス・ジュニオール、あるいは復帰後にFWガレス・ベイルと組ませてみるのも面白い。いずれにしても、ヨビッチは何とか戦力にしたい実力者だ。

ベンゼマ頼みでは終盤に苦しくなる可能性もあり、センターフォワードの層は厚くしたい。そこさえクリアできれば、レアルの陣容はタイトルを獲得するに十分な構成となるはずだ。

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