マンC加入の“ネイマール2世” 期待値はブラジル代表FWを凌ぐか

マンチェスター・シティに加わったカイキ photo/Getty Images

楽しみな逸材だ

右ウイングとして頭角を現しているガブリエウ・ジェズス。9番として期待されていた彼だが、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラを納得させることが出来ていなかった。それでもノリッジ戦で右サイド起用されると、いきなり2アシストを記録し、ウインガーとして新たに生まれ変わっている。

そんなジェズスに続く選手として期待されているのがFWカイキだ。ブラジルの名門フルミネンセで17歳ながら先発に定着した彼に目を付けたマンチェスター・シティは2021年に5年契約を締結している。チームに合流するのは2022年1月になるようだ。

現在18歳となったカイキはドリブルを武器とする選手で、右サイドからカットインし得点を狙うプレイスタイルから左利きのネイマールと称されている。自身で得点を狙うだけでなく、チャンスメイクも優れているようで、非常に期待できる選手だ。

現状のマンCの右ウイングは前述したジェズスとリヤド・マフレズが在籍しており、カイキが加入したとしてもローン移籍、もしくはU-23でのプレイとなることが予想される。が、英『The Athletic』によればプレミア王者のカイキへの期待が大きく、パフォーマンス次第ではトップチームへの合流も考えていると報じている。

実際にシーズン終盤となればリーグ戦やカップ戦、勝ち残っていればCLを戦う必要があり、戦力として居て損はない。ジェズスが加入直後にゴールを量産していたようにカイキもまた、それだけのポテンシャルを秘めているのだろう。

即戦力だけでなく、こういった未来への投資も行っているマンC。カイキの加入まで約半年だが、クラブからの期待も含め、到着が待ちきれない。

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