7試合ぶりの得点を決めたユンカー 先制点こそゴール量産への近道?

先制点を決めたユンカー photo/Getty Images

広島に1-0で勝利した浦和

浦和レッズは明治安田生命J1リーグでサンフレッチェ広島と対戦。公式戦3連勝中の浦和は序盤からボールを支配して攻め込むとキャスパー・ユンカーのゴールで先制点を決める。1点を守り抜いた浦和が1-0で勝利した。

抜け目なく奪い取った得点だった。15分に伊藤敦樹のスルーパスに抜け出した関根貴大がシュートを放つと、GKが弾いたボールを見逃さずに詰めて決勝点。中断明け初得点を決めてチームを勝利に導いた。

J1での得点は7試合ぶりとなるユンカー。3失点を喫して敗れた湘南ベルマーレ戦以来となる今季8ゴール目となった。先制点を奪うことで自身の持ち味をさらに発揮することができる。

ユンカーは得点感覚に優れているだけではなく、スピードやキレのあるドリブルで一瞬で相手DFを抜き去ってしまう。自らゴールを決めることで相手が前がかりになり、最終ラインも高くなる。そこに生まれた広大なスペースこそがユンカーの武器を最大限に活かせるのだ。

この試合でも1点先制後は攻撃に比重を高める広島に対し、受け身になる時間も少なくなかったが、ユンカーへとボールが渡れば一気にカウンターへ持ち込み流れを浦和に持っていった。自らが先制点を挙げることこそ得点量産への最短ルートだ。

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