世界最高のDFになれた男の“7年” 実現しなかったビッグクラブへの移籍

ナポリを支えてきたクリバリ photo/Getty Images

世界最高峰の舞台で戦えず

もし早い段階でビッグクラブへ移籍していれば、今頃評価は変わっていただろうか。

世界最高級センターバックと言われながら、ナポリに留まり続けたのがDFカリドゥ・クリバリだ。

クリバリは現代のセンターバックに求められる能力を高いレベルで備えており、高さ、スピード、パワー、1対1の強さなど目立った弱点がない。

それこそ数年前まではリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクとも比較され、世界最高級センターバックと言われ続けてきた。

しかし、そんな声も少々トーンダウンしてしまったように思える。クリバリが今も高い能力を備えているのは間違いないが、ファン・ダイクの方はリヴァプールでチャンピオンズリーグを制してしまった。このあたりからファン・ダイクが一歩抜け出た印象がある。

ナポリも強いチームだが、チャンピオンズリーグ制覇を狙えるレベルではない。スクデットにも何度か近づいたが、ユヴェントスの牙城は崩せなかった。これがクリバリの評価が伸び悩む理由の1つだろう。

クリバリはキャリアを通じてチャンピオンズリーグの試合を通算26試合こなしているが、決勝トーナメントでの出場回数は3試合しかない。いずれもベスト16敗退となっており、クリバリ級のセンターバックをもっと高いレベルで見られないのは残念だ。

気付けばもう30歳。ビッグクラブへ移籍するには、少し年齢を重ねすぎたのかもしれない。優秀なセンターバックであることは間違いないが、ナポリでの7年間は長すぎたか。

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