積極補強で上位進出ありうるダークホース 重要なポイントはセンターバック?

アストン・ヴィラが上位に進出するためにはコンサとミングスの成長は必須だ photo/Getty Images

レスターのように上位をかき回す存在となるか

今夏、クラブレコードとなる約60億円でノリッジからアルゼンチン代表MFエミリアーノ・ブエンディアを獲得したアストン・ヴィラ。更に獲得候補としてレヴァークーゼンのレオン・ベイリーやサウサンプトンのジェイムズ・ウォード・プラウズらの名前も挙がっており、期待のできるチームとなっている。

そんなヴィラだが、21-22シーズンの目標はやはり上位進出か。昨季はリーグ11位フィニッシュだったが、エースであるジャック・グリーリッシュの長期離脱が影響し、終盤は勝ち点を伸ばせなかった。怪我は仕方ないが、より上を目指すためにも、チーム全体の成長が必要となる。

そこで重要となるのは守備陣の強化か。昨季の総失点数は46点とそう多くはないが、守護神であるエミリアーノ・マルティネスの存在を考えると、もう少し減ってもいいと思える。

期待したいのはタイロン・ミングスとエズリ・コンサのセンターバックコンビだ。昨季は彼らがファーストチョイスとしてピッチに立っており、後方からチームを支えている。

英『90min』はプレミアリーグに所属するクラブの各センターバックコンビをランキング付けしており、彼らを7位としている。上にはマンチェスター・シティのルベン・ディアス、ジョン・ストーンズのコンビ、マンチェスター・ユナイテッドのハリー・マグワイア、ラファエル・ヴァランが並んでおり、高評価されていることがわかる。

特に23歳のコンサを高く評価しており、EURO2020に代表として参加できるレベルの選手であったと報じている。確かに彼のスピードを生かしたカバーリングは相方であるミングスにないものであり、評価されることも納得できる。

ジャック・グリーリッシュにマンCが150億円で正式オファーを出したという報道も出ており、エース流出の可能性が浮上しているアストン・ヴィラ。彼が抜けても上位を目指すためには、前述した守備陣の奮闘は必須となるか。

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