サンチョの7番を引き継ぐ“18歳” 期待したい若きテクニシャンの大ブレイク

2021-22シーズンの大ブレイクに期待がかかるレイナ photo/Getty Images

移籍した先輩に代わる攻撃陣の中心へ

かねてより大きな期待をかけられていた若きアメリカ代表MFが、来季ようやく本格的にブレイクを果たすこととなるかもしれない。2021-22シーズン、殻を破ることに期待したいのはドルトムントのMFジョバンニ・レイナ(18)だ。

2020-21シーズンは17歳で開幕を迎えるも、最終的に公式戦46試合に出場する充実の1年を過ごしたレイナ。ドルトムントのティーンエイジャーといえば何かと注目が集まるのはMFジュード・ベリンガム(18)だったが、その一方ではレイナもきちんと戦力として大きな役割を担っていた。トップ下や両サイドのウイングで経験を積み、レイナは着実にトップレベルのフットボールにアジャストしてきている。

そんなレイナは、2021-22シーズンこそ大ブレイクを果たすこととなるか。ビッグチャンスが巡ってきたのは間違いない。今夏、ドルトムントはイングランド代表FWジェイドン・サンチョをマンチェスター・ユナイテッドに売却。攻撃陣の核を失うこととなっただけに、その役割を引き継ぐ存在としてレイナにかかる期待は大きい。ドルトムントの新たな中心として覚醒する環境は整ったといっていいだろう。
新シーズンでは昨季までサンチョが着用していた背番号7を引く継ぐことも決定しているレイナ。はたして、この若きアメリカ代表MFは2021-22シーズンにドルトムントで大ブレイクを果たすことができるか。チャンスメイクのセンスは抜群なだけに、その成長には注目したいところだ。

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