ガナーズに“コンパニの教え子”が加入 中盤強化に期待のベルギーのブレイク候補筆頭

ロコンガはプレミアでどんなプレイを披露するのか photo/Getty Images

アンデルレヒトから獲得したロコンガ

アーセナルは新シーズンに向けた補強の1人としてベルギー人MF アルベール・サンビ・ロコンガを獲得したことを発表。アンデルレヒトから21歳と若い中盤の選手を補強した。

2017-18シーズンにアンデルレヒトのトップチーム昇格を果たしたロコンガ。2019-20シーズンからレギュラーに定着すると、昨季は33試合に出場して3ゴールをマークしている。

彼は圧倒的なスピードと独特なリズムで繰り出すドリブルに加え、ボール奪取能力にも秀でているボランチだ。183cmと身長も小さくなく足の長さを活かした守備でボールを奪い、得意のドリブルとスピードで相手を抜き去りカウンターへとつなげていく。パスでのチャンスメイクもできるため、攻守において特徴を持っている中盤の選手である。
昨季までアーセナルの中盤で活躍したダニ・セバージョスがレアル・マドリードへのレンタルバック濃厚。ロコンガには彼の後釜候補として大きな期待がかかる。ロコンガもセバージョスのように、中盤からの厚みのある攻撃を展開することができるだろう。また守備にも定評があるため、プレミアリーグに慣れれば中盤を制圧できる存在になるかもしれない。

アンデルレヒトは2019-20シーズンよりヴァンサン・コンパニが監督を率いている。同監督の下で大きく成長した1人がロコンガであり、そんな“コンパニの教え子”がプレミア挑戦という大きな決断を決めた。21歳のMFは、新シーズンでどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。

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