ボニーやロビーニョのような失敗をしてはならない マンCが直面しているストライカー問題

ペップはストライカーに誰を据えるのか photo/Getty Images

EURO後に何かしら情報は発表されるのか

20-21シーズンを好成績で終えたマンチェスター・シティ。来季も今の成績を継続、上乗せするためにも今夏の補強が重要となってくる。その中でも、セルヒオ・アグエロが抜けた9番の補強は慎重に行う必要がありそうだ。

近年に行われた補強はルベン・ディアスが大成功を収めたように大当たりの補強が多い。他にも少し遡るが、エデルソン・モラレスやカイル・ウォーカーはチームに無くてはならない存在になっており、クラブの目利きが証明されている。

しかし、英『Manchester Evening News』によればここ10年で補強したストライカーは約10人いるが、長期的な成功を収めた選手はセルヒオ・アグエロとエディン・ジェコだそうだ。他に名前が挙がっている選手はカルロス・テベスやロビーニョだが、確かにアグエロやジェコと比べると活躍は薄いか。ウィルフレッド・ボニーやガブリエウ・ジェズスもいるが、ボニーは出場機会を得られず、ジェズスは別のポジションで自身の強みを見せている。

アグエロが長い間在籍していたことも関係するが、こうみるとFWに関しては補強がうまくいっていないように見える。

現在、噂に挙がっているストライカーはトッテナムのハリー・ケインとフランクフルトのアンドレ・シウバだ。経験や実力を考えればケインだが、問題は移籍金だろう。約200億円以上掛かると言われており、獲得となればクラブレコードを大幅に更新することになる。

シウバの移籍金はケインほど掛からないが、経験も実力もケインを下回ることになる。また、枠としてはネクストブレイクとなり、今すぐに活躍を期待するのも酷か。

両者ともに一長一短だが、補強失敗の前例が多いポジションだけに慎重に行ってもらいたい。

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