レイソルで輝く“新・中盤の支配者” 攻守に奮闘するブラジル人MFは欠かせない

ドッジは加入以降、優れたパフォーマンスで柏を牽引する存在となっている(写真はイメージ) photo/Getty Images

浮上のカギを握る新加入MF

22日に行われた明治安田生命J1リーグ第15節で、横浜F・マリノス相手に1-1で引き分けた柏レイソル。直近の公式戦7試合で勝利なし。現状、レイソルは非常に厳しい状況と言わざるを得ないだろう。

しかし、内容的には悪くないゲームが続いている。特に横浜FM戦における柏は強固な守備ブロックを敷きながら、相手のストロングポイントである流麗なパスワークを遮断。ボール支配率こそ30%だったが、鋭いカウンターを繰り出しつつ多くの時間で試合を支配することに成功した。結果としては86分に失点を喫してドロー決着となってしまったものの、収穫を得られる内容だったことは間違いない。

そんな柏のなかでも、特に活躍が光っていたのがMFドッジだ。新型コロナウイルス感染拡大予防措置の関係で開幕にこそ間に合わなかったものの、ここ数試合でスタメンに名を連ねる同選手の存在感は抜群。ボールを刈り取る役割だけにとどまらず、彼には奪った後の展開力にも目を見張るものがあったと言っていい。実際、横浜FM戦では彼を起点に柏のカウンターを仕掛けるという場面も散見された。

データサイト『SofaScore』によると、そんなドッジがこの試合で記録した地上戦勝率は85.7%(7回中6回勝利)。加えて、このブラジル人MFはインターセプト数(3回:チームトップ)やドリブル成功数(2回:チーム2位タイ)などでも印象的な数字を残している。この試合において、彼がいかに攻守にわたって休みなく貢献していたかは、こういった数字からも見て取ることができるだろう。

コンビを組むMF椎橋慧也がバランサータイプである以上、柏には“奪えて、仕掛けられる”ボランチが求められていた。そこにガッチリとハマる存在となったドッジ。優秀なボールハンターであるMFヒシャルジソンも控えている柏の中盤だが、ドッジはすでにネルシーニョ監督の頭の中では絶対的なファーストチョイスとなりつつあるか。攻撃でも守備でも違いを見せるブラジル人MFが、レイソルを浮上させるカギとなる。

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