[MIXゾーン]札幌ルーキー小柏が持つ 「こんにちのサッカーに一番重要な要素」 ミシャも大絶賛

試合後のインタビューに応じる小柏 photo/スクリーンショット

スピードと技術を兼ね備える

北海道コンサドーレ札幌は24日、明治安田生命J1リーグ第11節でベガルタ仙台と対戦した。

聖地・札幌厚別公園陸上競技場で行われる中、16分に先制点を許し、1点を追う苦しい展開となったホームの札幌。ボールを握る時間帯を多く作るも、仙台のブロックを敷いた守備を前になかなか前へ運ぶことができない。こういった状況もあり、札幌は後半の頭から早速動く。高嶺朋樹に代えて小柏剛を投入。すると、その小柏が55分、カウンターから持ち味のスピードを活かして相手の背後を取り、貴重な同点ゴールを奪ったのだ。

これで勢いに乗った札幌は、仙台を押し込む展開が続く。そして終了間際の88分、こちらも途中出場していたジェイが右CKを頭で合わせ、逆転に成功。ミハイロ・ペトロヴィッチ采配がずばり的中し、札幌が2-1で仙台を撃破した。リーグ戦4試合ぶりの勝利を手にした札幌は、暫定ではあるものの14位まで順位を押し上げている。

左肩の脱臼から復帰したばかりではあったが、念願のプロ初ゴールで試合の流れを変え、反撃の狼煙をあげてみせたルーキーの小柏。得点後は守備面でも奮闘するなど、後半の45分間で存在感を発揮していた。ペトロヴィッチ監督も試合後、交代の期待に見事応え、この試合のヒーローのひとりとなった小柏を大絶賛していた。

「こんにちのサッカーに一番重要な要素であるスピードというものを持ち合わせた選手が(小柏)剛です。彼は生まれ持った特別なスピードを持った選手で、それに技術を兼ね備えた選手です。高さはないんですけど、献身的に走り、味方をサポートする動きもする、守備も献身的に行う。非常にチームにとって欠かせない存在であると言えると思います。素晴らしいゴールを決めてくれたと思います」

「途中からはサイドに入りましたが、サイドでも献身的に走る中で、相手の外側を崩すというところ。しっかりと自分の仕事をやってくれたと思います。怪我した影響で、まだまだフィットしていない状況だと言えると思います。ただ、そういう中でも自分の求められる役割をしっかりとやってくれたことは、素晴らしい仕事だったと褒めたいと思います」

また、そんな勝利の立役者となった小柏は、試合後のインタビューで仙台戦を次のように振り返った。

「今まで何試合かJリーグに出させてもらっていた中で、チャンスはあったんですけど、やっぱり初ゴールというのはなかなか決まりませんでした。そんな中で、今日初ゴールが決まってホッとしたというのが正直な気持ちです。ここ最近勝利がなく、チームの状況としては苦しい中で、自分が出て得点。自分のプレイで勝利に貢献できたらいいなと、強い気持ちを持って入ったので、それが実行できてよかったなと思っています」

「(左肩の状況については)痛みとかは全くありません。でも、やっぱり脱臼したという事実があるので、怖さという部分は練習のときに少しはありました。試合に入ったらそれも忘れてできていたので、今は全然大丈夫です。ここ(仙台戦)をターニングポイントにして、自分たちがもっと上を目指すためには、連勝を重ねないといけないと思います。自分もそうですけど、ゴールを重ねて、連勝を重ねて、もっと上に食い込めるようにしっかりやっていきたいなと思います」

スピードと技術を兼ね備え、小柏には指揮官も大きな期待を寄せる。仙台戦の初ゴールの勢いそのままに、今季ここまで苦しい戦いが多いコンサドーレを浮上させることができるのか。

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