伊東純也はベルギーリーグ“最強のウイング”か 地元紙選出のベスト11&MVP投票2位

今季ベルギーで強烈なインパクトを残した伊東 photo/Getty Images

爆速のサムライが駆け上がるスターダム

2020-21シーズンにおけるジュピラー・プロ・リーグ“最強のウイング”。ヘンクに所属する日本代表FW伊東純也は、名実ともにその栄誉を手に入れたのだろうか。今季の伊東は同リーグにおいて、まさに“手が付けられない存在”だった。

今季はリーグ戦32試合に出場して、10ゴール12アシスト。チームは4位だったが、伊東個人のパフォーマンスはリーグ全体でも際立っていたと言っていい。今季のジュピラー・プロ・リーグにおいて得点とアシストの両方を二桁に乗せたのは、ベールスホットのMFラファエル・ホルツハウザー(16G16A)とルーヴェンのMFハビエル・メルシエル(10G15A)、そして伊東(10G12A)の3人のみ。前者2人はトップ下を主戦場とする選手だけに、こうしてみるとウイングとして伊東のパフォーマンスがいかに傑出したものだったかは見て取ることができるだろう。

そのほか、キーパス数でも今季はリーグFW中トップとなる59本を記録した伊東。元来の強みであるドリブル突破も申し分なく、同3位の39回を成功させた(データサイト『WhoScored.com』より)。仕掛けることも、味方を活かすことも、そして自分でフィニッシュすることもできる。2020-21シーズンの伊東は、まさにアタッキングサードにおける理想的なウイングだったと言っていい。

そんな伊東のパフォーマンスを地元紙『SportVoetbal』も高く評価。同メディアは今季のジュピラー・プロ・リーグにおけるベストイレブンを選定しているが、伊東はウイングのポジションで順当に選出されることになっている。さらに、MVP部門ではオーステンデに所属するDFジャック・ヘンドリーに1位を譲ったものの、見事2位にランクイン。並みいる猛者を抑えての2位だ。これは誇っていい。

こうした数字や現地での評価を見てみても、2020-21シーズンの伊東はジュピラー・プロ・リーグにおける“最強のウイング”だったか。今夏には欧州4大リーグクラブへのステップアップも噂される爆速のサムライ。もはやベルギーの枠には収まらない存在となってきたスピードスターの未来に、大きな期待を抱かずにはいられない。

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