激しい守備が持ち味だったが……
主力になりきれないところはあったが、アルゼンチン人DFマルコス・ロホはマンチェスター・ユナイテッドで6年半戦い続けた。2月に母国アルゼンチンのボカ・ジュニアーズへ移籍することになり、マンUでの戦いはひとまず終わりを告げた。
2014年にスポルティング・リスボンからやってきたロホは、センターバックと左サイドバックの両方をこなすDFだ。そのプレイスタイルは時にハードで、暴れん坊とのイメージを抱いていたファンも少なくないはず。
しかし、意外にもロホはクリーンな形でマンUでのキャリアを終えた。ロホはマンUで通算122試合に出場し、1枚もレッドカードをもらわなかったのだ。英『Sportbible』はミラクルと伝えており、ハードにプレイするロホが1枚もレッドカードをもらわなかったことが意外だったようだ。
ただ、ラッキーな部分があったのも事実だ。退場処分になってもおかしくない両足タックルなど、判定に助けられたところもあったと同メディアは考えている。
アルゼンチン代表、スポルティング・リスボンの両方でレッドカードを受けた経験を持ちながら、マンUではレッドを1枚ももらわなかったロホ。奇妙な形ではあるが、退団に合わせて妙な記録に注目が集まることになった。