バルセロナが目論む改革への“さらなる一手” 冬の補強で状況は変わるか

今季からバルセロナの指揮を執っているクーマン監督 photo/Getty Images

今冬は改革のターニングポイントとなるか

昨夏ロナルド・クーマン新監督を迎え、チームの大改革に乗り出したバルセロナ。しかし、改革1年目となった今季、同クラブの歩みは決して順調とは言えない。ここまで16試合を終えて5位。決して最悪というわけではないものの、あのバルセロナがこの順位に甘んじていることに対するファンの不満は相当なものだろう。

現時点で首位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差は実に10ポイント。チームの改革に痛みはつきものだが、これは世界屈指の名門として不十分と言わざるを得ない。ともすらば来季チャンピオンズリーグ出場権も逃しかねない状況だ。優秀な若手が何人か頭角を現していることは前向きな材料と言えるが、それでいてある程度の強さも維持しなければならないのがバルセロナの宿命と言える。はたして、クーマン監督は勝負の後半戦に現在の苦境を打破することができるのか。これには大きな注目が集まっている。

そんななか、クーマン監督は冬の移籍市場でチームの立て直しに着手するべく、クラブにアクションを起こしたようだ。スペイン『AS』によると、指揮官は強化部門へさらなる選手獲得のリクエストを出したという。これについて、同監督はこれまでの戦いぶりについて触れつつ次のように語っている。

「少しずつではあるが、今のチームは着実に私が求めているものを体現し始めている。私は8月にここへやってきて、チームを前進させようとしてきた。それにあたり、重要になるはずだった選手が負傷してしまったことは計算外だったね。その影響もあって、私の理想を浸透させるために思ったよりも時間を要することとなってしまった。だけど、まだ期間は短い。これからはさらに良くなっていくと思うよ」

「補強に関しては、どんなコーチもチームをどのように改善できるかを常に考えている。私も例外ではないよ。これまでは離脱者の穴をどう埋めるかを優先してプロジェクトを進めてきた。だけど、それだけではそろそろ厳しいね。何人か獲得したい選手をクラブにリクエストしたが、それが実現するかどうかは強化部次第だ。実現すれば、今後我々の戦いはよりアクティブなものになるだろう。実現しなかった場合には、今いる選手でどうにかするほかないけどね」

冬に一定のクオリティを備えた選手の補強さえできれば、まだチャンスはあるとクーマン監督は火投げている様子。現時点で苦しいシーズンを送ることとなっているバルセロナだが、後半戦の大逆襲はあるか。今冬移籍市場は、彼らの改革成功に向けて大きなターニングポイントとなるかもしれない。

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