日本のレフティーが救世主 ゴール数もドリブル数もアシスト数も“全部1位” 

アルミニア・ビーレフェルト攻撃陣を引っ張る堂安 photo/Getty Images

残留への期待はその左足にかかる

ドイツのアルミニア・ビーレフェルトへ向かってから約3カ月。東京五輪世代のエース候補はすっかりチームの中心となった。

5日のマインツ戦で1得点1アシストを決め、チームに今季2勝目を届けたのは日本代表MF堂安律だ。マインツに勝利するまで7連敗中とチームは大苦戦していたのだが、堂安のおかげで何とか連敗を脱出することができた。

堂安は昨季オランダのPSVでポジション争いに敗れたが、レンタル移籍したアルミニア・ビーレフェルトでは攻撃の中心だ。今のアルミニア・ビーレフェルトは堂安抜きで何もすることが出来ない状態と言っても大袈裟ではない。

まず堂安はこれがリーグ戦2得点目だったが、現時点でチーム最多得点者だ。2得点の選手がチーム最多とは少々寂しいが、アルミニア・ビーレフェルトはここまでチームとして8得点しか奪えていないのだ。アシスト数も2アシストの堂安がチーム最多となっており、これだけでも堂安が攻撃の中心ということが分かる。

データサイト『WhoScored』にてもう少し細かい数字を見ていくと、今季堂安はリーグ戦でドリブル成功数19回(チーム1位)、シュートへ繋がるキーパス数13本(チーム1位)、シュート数14本(チーム1位)、タックル成功数16回(チーム3位)、インターセプト数15回(チーム6位)など、攻守両面で高いスタッツを記録している。

例えばドリブル成功数は堂安が19回で1位となっているが、2位のアンデルソン・ルコキ、セドリック・ブルンナー、マヌエル・プリートル、マルセル・ハーテルはそれぞれ7回しか決めていない。堂安とは倍以上の差がついているのだ。

キーパス数も堂安の13本に対し、2位のファビアン・クロスは6本のみ。こちらも倍以上の差だ。堂安がいなければアルミニア・ビーレフェルトの攻撃は回らない状態だ。

今回のマインツ戦でも堂安は両チーム合わせてトップとなる23回のデュエル成功数を記録しており、得点部分以外でも貢献度は大きい。172cmと小柄な方だが、どっしりとした下半身を持つ堂安はブンデスリーガでも十分にファイトできるアタッカーだ。

あとは16位に沈むアルミニア・ビーレフェルトを残留へ導けるかどうか。チームはこれからも堂安を頼みの綱としていくはずで、残留出来るかは堂安次第だ。アルミニア・ビーレフェルトを残留へ導くことで堂安の評価も上がるはずだが、チームの英雄となれるのか。昨季の悔しさをぶつけるシーズンとしてほしいところだ。

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