今節はカディスに敗北
バルセロナが上手くいかない時、どうしても批判は10番を背負うFWリオネル・メッシに集まってしまう。
中でも今季目立っている批判が「ボールロストの多さ」だ。5日にはカディス相手に1-2で敗れてしまったが、スペイン『Mundo Deportivo』によればこのゲームでメッシは29回のボールロストがあった。これは今季最多の数字だ。
他にもメッシは0-1で敗れたアトレティコ・マドリード戦でボールロスト23回、1-1で引き分けたアラベス戦で27回、1-3で敗れたレアル・マドリードとのクラシコでは26回のボールロストを記録。メッシにボールが集まるため仕方がないところもあるが、メッシがボールを失ったところからカウンターを受けることも珍しくない。結果が出ていれば問題視されないが、勝てなかったゲームではボールロスト数が指摘されるのも仕方がないか。
またアウェイでの成績も気にかかる。今回敗れたカディス戦もアウェイゲームだったが、今季メッシはまだアウェイでのリーグ戦で1点も奪えていない。今季はアウェイでヘタフェに0-1、アラベスに1-1、アトレティコに0-1といくつか勝ち点を取りこぼしており、メッシが不発なことも影響しているか。
すでにバルセロナはリーグ戦で4敗を喫しており、優勝へこれ以上の取りこぼしは許されない。そのためにはメッシがペースを上げるしかないが、中盤戦から本来のパフォーマンスとなるか。