“光速のサムライ”と築く恐怖の3トップ 3人で25点を挙げるユニットへの注目

ヘンクで活躍する伊東 photo/Getty Images

今では日本人選手の活躍が当たり前となったベルギーのジュピラー・プロ・リーグでは、今季も日本人選手の所属するクラブが上位争いを展開している。まずは昇格組ながら首位に立つKベールスホットVAだ。ここにはFW鈴木武蔵が所属しており、いきなり優勝争いに絡めているのは大きな経験だ。

しかし今回注目したいのは、2位につけるヘンクの方だ。ベルギーを代表する名門クラブの1つであるヘンクではFW伊東純也がプレイしており、ベールスホットと勝ち点28で並んでいる。

ヘンクは立ち上がりこそ鈍かったのだが、10月18日のシャルルロワ戦から怒涛の6連勝。驚異的なのは伊東、テオ・ボンゴンダ、ポール・オヌアチュで構成される3トップだ。ボンゴンダは10月26日のヘント戦から突然爆発し、直近5試合で8得点1アシストの大活躍。10番を背負ってチームの攻撃を引っ張っている。

伊東も直近3試合では2得点3アシストと結果を残しており、自慢のスピードはヘンクに欠かせぬ武器だ。伊東、ボンゴンダが務める両翼は相手守備陣にとって恐怖でしかない。

高さが1つの武器のオヌアチュ(右) photo/Getty Images

そして仕上げ役は最前線に構えるオヌアチュだ。身長2mと圧倒的なサイズを誇るオヌアチュは、今季リーグ戦13試合に出場して12得点と波に乗っている。伊東のようなウイングの選手からすればオヌアチュに放り込むだけでアシストになる可能性があり、このサイズは驚異的だ。

ここまでヘンクはリーグ戦で31得点を挙げているが、そのうち25点をこの3トップが挙げている。得点数では4得点の伊東が3人の中で最も少ないが、それでもベルギー『Voetbalnieuws』がおこなった「この3トップで最も重要な選手は誰か」とのアンケートで伊東は2番目に多い26%の票を獲得している。サポーターから認められている証と言えよう。

やや意外だが、得点数が最も多いオヌアチュは13%で3位となっており、最も重要と評価されたのはボンゴンダで29%だ。

この3トップは今後もゴールを量産していくはずで、守備の安定感を考えればベールスホットよりヘンクの方が有利か。日本代表の2列目には南野拓実、堂安律、中島翔哉ら優れたアタッカーが揃っているが、今最も良い状態にあるのはヘンクの伊東だろう。サイドを切り裂く伊東は代表でも貴重なオプションとなっていきそうだ。

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