ラツィオには“奇跡を呼ぶ男”がいる 後半AT弾の数が凄まじいのは

ユヴェントス戦の後半ATにゴールを挙げたカイセド photo/Getty Images

ユヴェントス戦で値千金の同点弾

2017年の夏よりラツィオに在籍し、シモーネ・インザーギ現監督よりスーパーサブとして重宝されているFWフェリペ・カイセドが、またしても同クラブの勝ち点獲得に貢献した。

11月1日に行われたセリエA第6節(トリノ戦)の後半アディショナルタイムに逆転ゴールを挙げ、ラツィオに勝ち点3をもたらしたカイセドは、8日のユヴェントス戦(第7節)でも途中出場。ラツィオが0-1とリードされて迎えた後半アディショナルタイム、軽快なドリブルで左サイドを突破したFWホアキン・コレアからのパスを受けた同選手がペナルティエリア内で右足を振り抜き、値千金の同点ゴールを挙げてみせた。試合はこのゴールの直後に終了。ラツィオはカイセドのリーグ戦2試合連続となる後半アディショナルタイム弾により、同リーグ9連覇中のユヴェントスから勝ち点1をもぎ取ることに成功している。

ラツィオ加入後の公式戦で6つの後半アディショナルタイム弾を挙げており、このうち決勝ゴールが4つと、抜群の勝負強さを見せつけているカイセド。今季のセリエA第7節終了時点で先発出場が2試合に留まっているものの、放った5本のシュートのうち3本がゴールに直結と、訪れた決定機を確実に物にできている。エアバトルにも強く、まさに試合終盤のパワープレイにうってつけのエクアドル人FWが、今後もシモーネ・インザーギ監督にとっての切り札となりそうだ。

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