アーセナルの右SBに欲しい安定感 指揮官が信じるベジェリンの成長

アーセナルのベジェリン photo/Getty Images

アストン・ヴィラ戦では低調も

アーセナルのスピードスターは、いずれチームを引っ張る選手らしい安定感を手に入れることができるのだろうか。下部組織時代も含めてアーセナル在籍10シーズン目を迎える25歳が、一貫性の欠如に苦しめられている。エクトル・ベジェリンのことだ。

2019-20シーズンは怪我に苦しめられるも、今季は開幕から順調に出場数を伸ばしているベジェリン。以前はスピード頼りなプレイが散見されることもあったが、負傷から復帰して以降の彼はインテリジェンスを感じられるようなプレイも増えた印象だ。そのパフォーマンスが評価されてか、先日は4年ぶりとなるスペイン代表への復帰も決定。トップフォーム再発見へ、前節までは順調にあらゆる事が運んでいたと言っていい。

しかし、そんなベジェリンに関して心配なことがひとつある。それは一貫性の欠如だ。好調時は多くのファンが納得するパフォーマンスを披露する同選手だが、現地時間8日に行われたプレミアリーグ第8節のアストン・ヴィラ戦では試合を通して低調なパフォーマンスに終始。攻撃時にはクロス精度の低さが露呈し、守備に関しては対峙したMFジャック・グリーリッシュに多くの場面で後れを取る結果となってしまった。

成長が見える一方で、時折ファンを不安にさせる姿をピッチ上で見せてしまうベジェリン。だが、ミケル・アルテタ監督はいずれ彼が一貫性を手に入れるときが来ると信じている様子だ。指揮官はこのスペイン代表DFについて、次のように語っている。英『THE Sun』が伝えた。

「エクトルは昨季大きな怪我をすることとなってしまったが、順調に回復してきている。時間はかかるだろうが、彼は再びトップフォームを見つけ出すことができると思うよ。一貫性は彼が長年課題としてきたものだ。でも、何かキッカケさえあれば、エクトルはそれを手に入れることができると思う。ロッカールームにおいても、彼は我々にとって重要な選手なんだ」

アストン・ヴィラ戦では少し未熟な面も露呈してしまったベジェリンだが、はたして彼はここからどこまで調子の波を抑えながらシーズンを戦うことができるのか。スペイン代表復帰は喜ばしいことだが、誰もが認めるワールドクラスとなるためにはもう少し安定感が欲しいところだ。

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