インテルに夢を運ぶはミリートに続くアルゼンチン人FW 「ラウタロは完璧」

インテルのラウタロ photo/Getty Images

ミリート擁しての3冠から約10年

21世紀に入ってからのインテルで1番の成功といえば、もちろん3冠を達成した2009-10シーズンだ。

ジョゼ・モウリーニョに率いられたチームは安定した守備を軸に勝利を積み重ね、チャンピオンズリーグも死闘の連続を制して頂点に立った。

そしてそのチームに欠かせない存在だったのが、アルゼンチン人FWディエゴ・ミリートだ。チャンピオンズリーグ決勝のバイエルン戦でも2得点を挙げたように、堅守からシンプルにミリートを活かす当時の攻撃は対戦相手の脅威になっていた。
あれから約10年。インテルはあの成功から下降線を辿ってきたが、今はもう1度セリエA制覇を狙う準備が整いつつある。そして成功へのカギを握る人物の1人こそ、ミリートと同じアルゼンチン出身のFWラウタロ・マルティネスだ。

ロメル・ルカクとのコンビは昨季も見事にフィットしていたが、今季もマルティネスは開幕からゴールを続けている。セリエAで得点王を狙うことも不可能ではないだろう。

伊『FC Internews』によると、先輩のミリートもマルティネスのクオリティを高く評価する。

「ラウタロ?嬉しいことに、常にアルゼンチンから重要なプレイヤーが出てくる。ラウタロは完璧な選手で、価値を証明している。彼のような選手を見つけるのは簡単ではない」

マルティネスはアルゼンチン代表でも重要な存在になっていくだろう。次世代のスター候補であり、インテルとしてはなるべく長くルカク&マルティネスのコンビを維持したいところだ。

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