市場価値は“9000万ユーロ”ダウン 30歳目前のアザールはいつ復活するか

レアルのアザール photo/Getty Images

今季も怪我が続く

昨季よりレアル・マドリードの攻撃は少々地味と指摘されるようになったが、その原因の1つにFWエデン・アザールの離脱が挙げられる。

昨夏チェルシーから大きな期待を背負ってやってきたアザールは、攻撃の要になる予定だった。

ところがチェルシー時代にはなかった長期的な負傷離脱が目立つようになり、今季もまだチームに貢献できていない。目玉新戦力だったアザールが全くフィットしていないのは、レアルにとって非常に頭の痛い問題だ。
当然アザールの評価も落ちる。2019年1月の時点では『Transfermarkt』での市場価値は1億5000万ユーロとなっていたが、今では6000万ユーロにまで下落している。2年も経たぬうちに9000万ユーロもダウンしてしまったのだ。

アザールはあと3カ月で30歳を迎える。昨夏から体重超過の問題が指摘されてきたが、年齢を重ねれば若い頃以上の自己節制が求められる。若い頃と同じようにはいかないのだ。

クリスティアーノ・ロナウドのような選手は徹底した自己管理で30代に入ってからもコンディションを維持してきたが、アザールにどこまでのプロフェッショナル意識があるのか。

スペイン『as』は怪我続きのまま今夏トッテナムへと向かったFWガレス・ベイルのことにも触れており、アザールには何とか怪我を克服してレアルで力を発揮してほしい。

アザールはいつレアルで輝きを放つのか。そして何歳までトップフォームを維持できるのか。まずは連続している怪我の問題をクリアしたいところだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ