ハーランド、レイナ、ベリンガム、15歳の神童 ドルトムントの若き力止まらない

ドルトムントのムココ photo/Getty Images

シーズンのスタートから大暴れ

とにかく若い。今のドルトムントに対する印象はこの一言に集約されると言っていい。

開幕節では難敵ボルシアMGを3-0で粉砕したが、得点を決めたのは17歳のアメリカ人MFジョバンニ・レイナと20歳のFWアーリング・ハーランドだ。さらに20歳のFWジェイドン・サンチョ、今夏にバーミンガムからやってきた17歳のイングランド人MFジュード・ベリンガムもスタメン出場を果たしており、これほど実力ある若手が揃うチームも珍しい。

それだけではない。ドルトムントのU-19カテゴリーの方でも、トップチームデビューの時が待たれる若手がさっそく暴れているのだ。
20日にSCプロイセン・ミュンスターのU-19チームと対戦したドルトムントU-19では、15歳のFWユスファ・ムココがハットトリックを達成。チームも5-0の大勝を収めた。

ムココは55分から71分までの短い間にハットトリックを完成させており、相変わらず得点能力は異常だ。ハーランドは自身の若い頃より良いと称賛していたが、もはや下のカテゴリーでは手がつけられなくなっている。

ブンデスリーガでは今季からリーグ出場可能年齢を17歳から16歳に引き下げているため、11月20日に16歳の誕生日を迎えるムココは今季のうちにトップチームデビューを果たすことも可能になっている。今の得点力を考えると、すぐにトップチームへ抜擢しても問題はないかもしれない。

今世界で最もホットな若手集団はドルトムントで間違いないだろう。レアル・マドリードからは18歳のブラジル人MFレイニエル・ジェズスもレンタルで加入しており、近いうちにリーグ戦デビューを果たすはず。旬な若手を見たいならば、迷わずドルトムントの試合をチェックすべきだろう。

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