楽しみな若手が多く育ってきているイングランド代表にはポジティブな話題も多いが、その一方で問題行動も目立っている。
今回のUEFAネーションズリーグの際にも、若いマンチェスター・ユナイテッド所属FWメイソン・グリーンウッドとマンチェスター・シティ所属MFフィル・フォデンがアイスランドのホテルに女性2人を招いていたことが発覚。新型コロナウイルスのプロトコルに違反していたもあり、大きく問題視されることとなった。
コロナ関連の問題は以前から目立っており、マンチェスター・シティDFカイル・ウォーカーは今年4月に外出禁止令を破って派手なパーティーをしていたことが発覚して批判を浴びた。
チェルシーでは3月にFWカラム・ハドソン・オドイが陽性判定を受けたことで選手たちの自主隔離が言い渡されていたが、MFメイソン・マウントがウェストハム所属MFデクラン・ライスと一緒に出かけていたことが問題となった。
さらにアストン・ヴィラMFジャック・グリーリッシュも3月に外出禁止令を破ってパーティーへ向かい、その帰りに自身の愛車で事故を起こしている。
2月にはトッテナムMFデル・アリが空港でアジア系男性を無断で撮影し、同時に消毒用のハンドウォッシュを映した映像をSNSにアップ。これが人種差別にあたると問題視され、イングランドサッカー協会より罰金と1試合出場停止の処分を受けている。
コロナ関連ではないが、8月にはマンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイアがギリシャでの休暇中に警察官への暴行や賄賂の疑惑で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた。
マグワイア側は潔白を主張し、控訴している。事態の真偽はまだはっきりとしないが、いずれにしても衝撃的なニュースだ。
昨年まで話を戻せば、昨年4月にはエヴァートンGKジョーダン・ピックフォードが一般人と乱闘騒ぎを起こして警察が調査へ動くトラブルがあった。
昨年10月にはチェルシーMFロス・バークリーが泥酔したままタクシーの車内を食べ物で汚しながら、クリーニング代の支払いを拒否したことでドライバーと口論に。泥酔していたとはいえ、代表選手にあるまじき行為だろう。
11月にはリヴァプールDFジョー・ゴメスとマンチェスター・シティFWラヒーム・スターリングが代表合宿中に食堂で喧嘩に。ゴメスは顔に引っかき傷を負うことになった。ちょっとしたトラブルだろうが、チームメイト同士で喧嘩は印象が悪い。
英『The Sun』も代表メンバーに何かとトラブルが目立っていることを気にしており、ここまで色々とピッチ外のことが話題になる代表チームも珍しい。若気の至りでは済まされないものもあり、素行にはもっと注意を払うべきだろう。
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