なぜアルトゥールはバルサ退団に納得したのか 移籍の陰に“大先輩”の存在

来季からユヴェントスでプレイすることとなったアルトゥール photo/Getty Images

当初は残留を望むも、D・アウベスが説得

バルセロナに所属するブラジル代表MFアルトゥールが、イタリア行きを決断するに至った背景には、偉大な大先輩の存在があったようだ。

現在23歳のアルトゥールは2018年夏に母国を離れ、スペインのバルセロナへ移籍した。「シャビの後継者」と期待され、昨季は公式戦44試合に、今季もここまで同28試合に出場。しかし、プレイに波があり、今季は途中出場や途中交代も多い。

こういったことに加えて、クラブの資金状況などの影響もあってか、今夏の退団話が急浮上。ユヴェントスに所属するMFミラレム・ピャニッチとのトレード案が報じられ、先日、両クラブ間のトレードが成立したことが正式に発表された。ただ、移籍話が取り上げられた当初は、アルトゥールがバルセロナ残留だけを望み、移籍は不成立に終わったとの報道もあった。では、なぜアルトゥールは最終的にユヴェントスへの移籍を決断したのか。
米『ESPN』の報道をもとにスペイン『MUNDODEPORTIVO』が報じたところによると、かつてバルセロナやユヴェントスで活躍し、母国の大先輩でもあるDFダニエウ・アウベスの説得があったとのこと。アルトゥールに対して環境を変えることを促し、サッリのもとでカンプ・ノウよりも重要な役割を果たすことができると彼に確信させたという。また、ブラジル代表の戦友で、現在ユヴェントスでプレイしているにするアレックス・サンドロやドウグラス・コスタらの存在も、大きな影響を与えたようだ。

心機一転、アルトゥールは来季ユヴェントスで輝きを放つことができるのか。今後の活躍に注目だ。

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