弾丸シュートだったけどデ・ヘアはセーブできた? “痛恨の失点”に指揮官は

マンUのデ・ヘア photo/Getty Images

強烈な一発は防げたのか

「難易度は高かったが、あのシュートは止めることができた」、「今のプレイこそ、彼がピークを過ぎた選手だという証明だ」。試合後、SNS上ではマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアに対してファンからこんな意見がぶつけられた。

その理由は、現地時間19日に行われたトッテナム戦で先制点を奪われたシーンである。27分、マンUはトッテナムFWスティーブン・ベルフワインの強烈なシュートを浴びて痛恨の失点を喫したのだが、その一発をデ・ヘアがセーブできたのではないかと議論が巻き起こっているのだ。

ベルフワインのシュートはかなりスピードがあっただけに、並のGKならば今回のデ・ヘアのように失点もやむなしだろう。しかし、一方では彼が以前のようにワールドクラスのままであれば、防ぐことは可能だったとの見方も多い。ほぼ真正面にシュートが飛んできたというのも、人々がそう考える理由だろう。
この試合を解説していたクラブOBのロイ・キーン氏も“セーブできた派”のようで、ハーフタイム中にはデ・ヘアに厳しい言葉をぶつけている。しかし、指揮官はあくまでも守護神を擁護する構えのようだ。試合後、オーレ・グンナー・スールシャール監督は、このデ・ヘアのプレイについて次のように語っている。英『talkSPORT』が伝えている。

「いくつかの理由から、アレが残念なゴールとなったことは間違いない。でも、それは予想できたものだ。フェアな観点から見れば、ベルフワインのシュートはとても、とても素晴らしいものだった。ボールも動いていたんじゃないかな。本当に素晴らしいゴールだった」

相手スコアラーのプレイを称えることで、デ・ヘアへの雑音を振り払おうとしたスールシャール監督。この失点こそ議論が巻き起こっているが、守護神は直後にソン・フンミンの決定的なヘディングシュートを超反応で防いでいる。一部のシーンが話題をさらっているが、他の場面で好セーブを披露したことなどももう少し注目されるべきか。

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