ブロゾビッチにリヴァプール行きの可能性 インテルの“引き留め交渉”も不発か

正確無比なパスでインテルの攻撃を司っているブロゾビッチ photo/Getty Images 

インテルが新契約提示も......

2015年よりインテルに在籍し、クロアチア代表としても活躍中のMFマルセロ・ブロゾビッチ。近年では2ボランチの一角やアンカーポジションでの出場が増えており、正確無比なパスで同クラブの攻撃を牽引。2019-2020シーズンのセリエAでも全20クラブのフィールドプレイヤー中、3番目に多いパス成功数を叩き出している(1413本、データサイト『Sofa Score』より)。

今やセリエA屈指のレジスタへと成長した彼の獲得を狙っていると噂されているのが、今季のプレミアリーグで首位をひた走るリヴァプール。同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督が更なる中盤の選手層拡充を目指しており、同選手をメインターゲットに据えたと英『EXPRESS』が伝えている。

伊『calciomercato』によれば、2022年6月30日に満了となるブロゾビッチの現行契約には6000万ユーロ(約69億円)の契約解除金が設定されているとのこと。ライバルクラブにこの契約解除金を支払われ、同選手を引き抜かれることを恐れたインテル側が、同選手とリリース条項(契約解除金)なしの新契約を結ぶことを目指しているようだ。
ブロゾビッチとの契約を2年延長することを望んでいるインテルは、既に同選手にむけ“年俸450万ユーロ(約5億2200万円)+ボーナス”という新契約を提示。このインテル側のオファーに対し、600万ユーロ(約6億9500万円)の年俸を求めている同選手が難色を示したと『calciomercato』が報じている。クラブ屈指の司令塔流出の危機に瀕しているインテルだが、今後同選手との交渉をまとめることができるだろうか。



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