“フランチェスコ・トッティの後継者”としてASローマで長く活躍し、今年1月に現役を引退した元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ氏は誰もが認める同クラブのレジェンドだ。キャリア最後の半年こそアルゼンチンのボカ・ジェニアーズでプレイしたものの、彼がいまだにローマの人々から愛される存在であることは間違いない。
しかし、そんなデ・ロッシ氏には少年時代から憧れを抱いていた“ローマではない”クラブがあったという。ローマ愛に溢れたバンディエラという印象が強いだけに少し意外かもしれないが、同選手はこれについて伊『Sky Sport』に対して次のように語っている。
「私は幼い頃からマンチェスター・ユナイテッドが大好きだったんだ。でも、移籍はしなくて正解だったね。彼らの中盤には(ロイ・)キーンや(ポール・)スコールズといった信じられないほど優れた選手がいたんだから」
デ・ロッシ氏が憧れたと語るのはイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッド。一時は移籍も考えたようだが、同氏は世界屈指の名手が一堂に会していた中盤を見てそれを断念したという。
デ・ロッシ氏が明かしたちょっとドキッとする過去話。ローマとしては、当時のマンUにキーン氏やスコールズ氏がいたお陰でかなり助かったと言えるかもしれない。
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