勝率がまさかの“42%”…… スペシャル・ワンが過ごす最もダークな時間

トッテナムを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images

想像以上の大苦戦

今が指揮官ジョゼ・モウリーニョにとって最もダークな時間なのだろうか。トッテナムで大苦戦が続いている。

10日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグでライプツィヒと対戦し、0-3の完敗を喫してしまった。ハリー・ケイン、ソン・フンミンを欠いているとはいえ、さすがに2戦合計0-4の敗北はまずい。

スペイン『MARCA』は「モウリーニョにとって最も暗い時間」と取り上げているが、その理由は勝率にある。
昨年11月よりトッテナムを指揮するモウリーニョは、これまで計26試合を指揮してきた。結果は11勝5分10敗で、勝率は42.3%まで落ちている。これはモウリーニョの指揮官キャリアでは最低の数字になっているという。

もちろん勝率を回復させていくことは可能だが、レアル・マドリード時代の71%、チェルシー第一次政権の67%、インテル時代の62%に比べると現在の数字は寂しいものがある。最も暗い時間と言われても仕方がないか。

マンチェスター・ユナイテッドを離れてから約1年。トッテナムで念願の現場復帰を果たしたジョゼ・モウリーニョは想像以上に難しい仕事をこなすことになっている。

シーズン途中からチーム再建に取り組むと同時に、負傷者の穴も埋めていかなければならない。モウリーニョにとっては不運な状況となっているが、マンU時代に続いて名将モウリーニョの評価が怪しくなってきている。

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