これぞ“モウリーニョ劇場” 笑顔だったのに急に激怒するシーンが話題に[映像アリ]

第4審に詰め寄るモウリーニョ photo/Getty Images

思い出して怒り?

やはりジョゼ・モウリーニョVSジョゼップ・グアルディオラの戦いは何かと盛り上がる。

今季途中よりトッテナムを指揮するジョゼ・モウリーニョは、2日にグアルディオラ率いるマンチェスター・シティと対戦。試合の内容も面白いものだったが、何より大きな注目を集めたのはモウリーニョのリアクションだ。

このゲームは前半から何かと慌ただしい展開となり、39分にはセルヒオ・アグエロがペナルティエリアで倒されてマンCがPKを獲得。ところが、イルカイ・ギュンドアンの蹴ったボールをトッテナムの守護神ウーゴ・ロリスが見事な横っ飛びで弾き出したのだ。
これで危機は去ったかに見えたのだが、ロリスの弾いたボールにマンCのラヒーム・スターリングがいち早く反応。ボールを取りに来たロリスと接触するような形となり、スターリングが倒れた。

再びVARでチェックすることになったのだが、判定はノーファウル。マンCに2度目のPKは与えられなかった。これにはモウリーニョも大満足だったようで、タッチライン際で笑顔を見せていた。

ところが、その直後にコーチからスターリングはダイブでイエローカードを受けるべきではないかとの助言があった。それを聞いたとたんにモウリーニョの笑顔が消え、怒りモードへ切り替わって第4審に詰め寄ったのだ。

スターリングは前半12分にイエローカードを1枚受けていたため、仮にダイブと判定されれば2枚目のイエローカードで退場ということになる。モウリーニョもそれを慌てて思い出したのだろう。

英『Daily Mail』もコミカルな瞬間だったと取り上げ、笑顔から突然怒り始めたモウリーニョの変貌ぶりに驚いている。こうした熱いところもモウリーニョの魅力で、何かと注目を集めてしまうあたりにカリスマ性を感じさせる。

試合にも苦しみながら2-0で勝利することになり、何ともモウリーニョのチームらしい勝ち方だったと言えよう。



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