中盤のファイターにサイドバック任された若手も アルテタ就任で変わった3人

アーセナルのジャカ photo/Getty Images

重要度に変化?

ミケル・アルテタ政権初陣となった昨年12月26日のボーンマス戦から約一カ月。リーグ戦の成績は1勝4分1敗と少々寂しいが、アルテタは就任早々から自身のアイディアを積極的に出している。

英『90min』が注目したのは、前任ウナイ・エメリとは異なる選手起用だ。MFメスト・エジルをトップ下に固定するようになったのも1つの変化だが、同メディアは他にもアルテタ政権でフォームが改善された選手が3人いると主張する。

1人は、エクトル・ベジェリン離脱中に右のサイドバックを務めたエインズリー・メイトランド・ナイルズだ。21日のチェルシー戦ではベジェリンが復帰したためベンチだったが、アルテタは就任してからリーグ戦5試合連続でメイトランド・ナイルズをフル出場させている。

ビルドアップ時にメイトランド・ナイルズを中盤に移動させる偽サイドバックも試みるなど、アルテタは当初からある程度メイトランド・ナイルズを信頼していたのだろう。

2人目と3人目はともに中盤から、MFルーカス・トレイラとグラニト・ジャカだ。トレイラはエメリの下でポジションを確保しきれていない部分があったが、アルテタは中盤のフィルター役としてリーグ戦6試合中5試合でフル出場させている。一方でエメリが好んでいたMFマッテオ・グエンドウジのプレイタイムは減少しており、このあたりはアルテタ流の変化ポイントか。

ジャカも昨年11月にはサポーターと衝突して主将を剥奪されるトラブルを経験したが、アルテタは5試合にフル出場させている。同メディアもジャカのカムバックは驚きだったと伝えているが、中盤からボールをワイドに散らす役割をこなしている。ビルドアップの際に左サイドバックの位置へ入る動きも見せるなど、組み立ての部分で一定の信頼を得ているのだろう。

まだアルテタのアイディアが結果に繋がっていない部分はあるものの、この一カ月で早くも変化を感じることができている。選手たちの序列にも変化があり、この3人を含め今後チームがどう変わっていくか楽しみだ。

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