CLで暴れた“ジェネレーションZ” 次世代サッカー界の主役候補たち

バルセロナのファティ photo/Getty Images

世代交代の時が徐々に近づく

チャンピオンズリーグもグループステージが終了したが、ここまでは「ジェネレーションZ」の頑張りが印象的だ。

ジェネレーションZとは、1990年代後半から2000年代にかけて生まれた人たちのことを指す。その世代がサッカー界でも主役となりつつあるのだ。

スペイン『as』はグループステージ終盤でこのジェネレーションZが欧州を席巻したと伝えているが、最大の衝撃を与えたのはバルセロナの17歳FWアンス・ファティだ。2002年生まれのファティは、グループステージ最終節のインテル戦でチャンピオンズリーグ史上最年少得点記録を塗り替える17歳と40日で得点を記録。最近の10代は恐ろしいタレントばかりだ。
レアル・マドリードでは18歳のFWロドリゴ・ゴエスが4得点と爆発し、チームの決勝トーナメント進出に大きく貢献した。さらに最終節では19歳のFWヴィニシウス・ジュニオールも得点を記録。ブラジルの次代を担う2人が揃って活躍することになった。

やや出遅れたが、アトレティコ・マドリードでは1億2600万ユーロもの移籍金で加わった20歳のFWジョアン・フェリックスが最終節のロコモティフ・モスクワ戦で得点を記録。今後のアトレティコを引っ張っていくべきアタッカーだ。

さらにバイエルンとの最終節ではトッテナムの19歳MFライアン・セセニョンが得点を記録。マンチェスター・シティでは19歳のMFフィル・フォデンがディナモ・ザグレブとの最終節で得点を挙げた。

ドルトムントでは19歳FWジェイドン・サンチョ、パリ・サンジェルマンでは20歳FWキリアン・ムバッペがすでに絶対的な主力となっており、2人はすでにスーパースターだ。

今後は彼らもバロンドール争いなどに絡んでくるはずで、ジェネレーションZが主役となる時が近づいている。

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