ここまで15得点でも欧州得点王は“ほぼ不可能” 19歳の超新星が歩む険しい道

今季大爆発しているザルツブルクのハーランド photo/Getty Images

純粋な得点数だけでは争えない

現在欧州で最も注目を集めていると言っても過言ではない若手ストライカーをご存知だろうか。レッドブル・ザルツブルクに所属する19歳のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドだ。

おそらく、多くの人がハーランドに注目し始めたのはチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節のヘンク戦だろう。この19歳はCLデビュー戦でいきなりベルギー王者相手に前半のみでハットトリックを達成。これは同大会史上初の快挙ということで話題をさらった。それだけでは終わらない。彼はここまで4試合を消化して驚異の7得点。グループリーグで毎試合ゴールを記録しており、その中には昨季の覇者リヴァプールも含まれているというのだから驚きだ。

そんなハーランドはCL以外でも大暴れ中。国内リーグでの得点数は早くも15ゴールに到達しており、これはドイツ・ブンデスリーガで得点を量産しているバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキに次ぐ欧州2位の数字だ。しかし、英『talkSPORT』は「今季ハーランドが欧州得点王を獲得するのは厳しい」と主張する。

一体何故か。その理由は同賞の選出方法にある。ゴールデンシューは、その選手のリーグ得点数に所属リーグごとで定められた係数をかけたポイントによって競われる。係数はUEFAランク上位5リーグ(スペイン・イングランド・イタリア・ドイツ・フランス)が「2」と他のリーグより高い数値に設定されており、ハーランドがプレイするオーストリア・ブンデスリーガは「1.5」だ。このため、現在レヴァンドフスキとハーランドの得点差は「1」しかないものの、ポイント差は約10ポイントと大きく離れてしまっている(レヴァンドフスキ:32ポイント、ハーランド:22.5ポイント)。このポイントでのランキングだと彼はまだ5位だ。

しかし、欧州最高峰の舞台で爆発しているとあってハーランドがトップレベルでも通用する選手である可能性は高い。来季活躍の場を5大リーグに移せば、彼がゴールデンシューを獲得することも現実味を帯びてくることだろう。はたして将来、この19歳は欧州最高ストライカーの称号を手に入れることができるのか。彗星の如く現れたノルウェーの怪物FWからは今後も目が離せない。

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