ファビーニョの強烈ミドルはセーブできたぞ シティGKにまさかの批判が[映像アリ]

マンCのブラーボ photo/Getty Images

ノーチャンスにも思えるシュートだったが……

10日に行われたリヴァプールVSマンチェスター・シティの頂上決戦を動かしたのは、リヴァプールMFファビーニョの強烈なミドルシュートだった。

直前にリヴァプール側が自陣ペナルティエリア内でハンドを犯したのではないかとの疑惑はあったが、一瞬動きを止めたマンC相手にリヴァプールは速攻からチャンスメイクし、最後はファビーニョが目の覚めるようなミドルシュートを叩き込んで見せた。

コース、スピードともに抜群の一撃だったが、解説を務める元イングランド代表DFガリー・ネビル氏はあのミドルをGKがストップできたはずと考えている。
マンCのゴールを守っていたのはクラウディオ・ブラーボで、ブラーボも弾き出そうと必死に手を伸ばしていた。あのシュートを止めるのは難しいようにも思えるが、ネビル氏の目は相変わらず厳しい。

英『sky SPORTS』によると、ネビル氏は「私はGKに厳しいが、あれが入るべきとは思わないね。素晴らしいシュートだったが、トップレベルのGKなら止めるよ」とコメント。GKにはノーチャンスのようにも思えたが、正守護神エデルソン・モラレスなら弾き出すことができたのだろうか。

また、「いかに優れたフットボールをしたかは問題ではない。守ることができないなら、フットボールのゲームでは勝てないんだ。今のシティの守備陣は守ることができない」と守備全体もバッサリと切り捨てている。

このゲームではフェルナンジーニョとジョン・ストーンズをセンターバックに据えていたが、この2人でリヴァプールの攻撃を受け止めるのは難しい。ベンチにはニコラス・オタメンディも控えていたため、3バックにトライしても良かったと同氏は考えていたようだ。

ハンド問題など微妙な判定がいくつかあったのは事実だが、結果的に3失点も喫してしまった守備陣に合格点を与えることはできないだろう。負傷者が出ているため仕方ない部分もあるが、もっと守備に重きを置くべきだったか。





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