ティアニーはファン・ダイクに似ている “母国の英雄”がそう語る理由とは

EFLカップでアーセナルデビューを果たしたティアニー photo/Getty Images

高い危機察知能力

現役時代はマンチェスター・ユナイテッドなどでプレイし、引退後はセルティックや母国代表などの監督を務めたスコットランドの英雄ゴードン・ストラカン氏が、今季からアーセナルでプレイする同国代表DFキーラン・ティアニーを大絶賛している。

今夏の移籍市場で、セルティックからアーセナルへ移籍したティアニー。昨季終盤に負った怪我の影響で出遅れていたが、24日に行われたEFLカップ3回戦のノッティンガム・フォレスト戦で左サイドバックとしてスタメンに名を連ね、待望の新天地デビューを飾った。77分までのプレイではあったが、クロスから決定機を演出するなど、この試合で存在感を発揮しており、ピッチを去る際にはファンから大きな拍手が送られていた。

ストラカン氏にとってティアニーは、スコットランド代表時代の教え子だ。当時セルティックで注目を集めていたこの若き逸材を、18歳ながらA代表デビューさせた。そんな教え子について聞かれたストラカン氏は「キーランは本当に素晴らしい少年であり、彼の危機察知能力には目を見張るものがある。彼を見ていると、ファン・ダイクを思い起こされるよ。フィルジルとキーランのプレイを始めて見たとき、『運がいいのか? それとも試合を読む力が素晴らしいのか?』と思わされたからね」と答えた。英紙『Mirror』などが伝えている。
さらに「彼がボックス内でボールをインターセプト、もしくはクリアした回数に関して分析してみたいね。彼はフォワードのような考えを持つことができているので、彼らが何をしようとしているのか理解しているんじゃないかな。もし6人のアタッカーがいたとしても、彼だけで十分だ。危険の匂いを嗅ぎ分けて、ボールを奪うことができると思う。彼はアーセナルのトップ4入りを助けることができるだろう」と話している。

ついに新天地のアーセナルで、新たな一歩を踏み出したティアニー。今季ここまでイマイチ波に乗り切れていないチームの救世主となることができるのか。ティアニーの活躍に、大きな期待を寄せているアーセナルファンも少なくないだろう。

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