久保建英を”英雄・ラウール化”せよ!? スペイン紙がジダンの消極性に疑問も

レアルの久保 photo/Getty Images

実力あるなら年齢関係なし

もう久保建英をトップチームで固定してもいいのではないか。今夏のプレシーズンマッチで好パフォーマンスを連発しているレアル・マドリード所属の日本代表MF久保建英は、連日のように地元メディアからも絶賛されている。

気になるのは今後レアルが久保をどう成長させていくのかだが、先日のフェネルバフチェ戦後に指揮官ジネディーヌ・ジダンはじっくりと育てていく考えを示した。まずは予定通りレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)でプレイし、練習ではトップチームに合流していく。これがジダンの明かした考えだ。

これでも十分な一歩なのかもしれないが、スペイン『as』のトマス・ロンセロ氏は慎重すぎるとジダンの考えに疑問を投げかけている。久保はまだ18歳だが、実力が伴っているのであれば年齢に関係なくトップチームで起用してもいいと同氏は考えているのだ。

「プレシーズンを通して、ジダンが若手タレントの起用に乗り気でないことは関心事になっている。なぜジダンがそれほど用心深いのか私には理解できない。なぜフェネルバフチェ戦後に久保が他の若い選手たちとともにカスティージャでプレイしていき、練習ではトップチームに合流して成長をチェックすると言ったのか理解できない」

同氏はこのようにコメントしているが、例として挙げたのはクラブの英雄でもあるラウール・ゴンザレスのことだ。ラウールは17歳と4ヶ月の若さでトップチームデビューを果たし、そのままスター選手への階段を駆け上がった。当時ラウールを抜擢したのはホルヘ・バルダーノ氏で、この大胆起用がなければラウールがこれほどまで高く評価されることはなかったのかもしれない。

ラウールだけではない。若い頃に故アルフレッド・ディ・ステファノ氏がトップチームへ引き上げたエミリオ・ブトラゲーニョも同じだ。ロンセロ氏は久保もレジェンド2人と同じ扱いを受けてもいいはずと考えているようで、のんびりとカスティージャでプレイさせていく案に賛同していない。

ジダンが若手の起用にそれほど積極的でないことは、これまでの人選からも分かってくる。ルカ・モドリッチやトニ・クロース、カリム・ベンゼマなど経験豊富な選手を今後も好んで起用していくのだろう。結果が出ればそれで良しとも言えるが、久保やロドリゴ・ゴエス、ヴィニシウス・ジュニオールら未来の英雄候補を育成できないのは痛い。久保はまだ18歳だが、主力のバックアッパーとしてどんどんチャンスを与えていくべきなのかもしれない。

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