[移籍]東京五輪世代がまたひとり海外挑戦 “スピードスター”がポルトガルへ

コパ・アメリカで南米の強豪国たちと対戦した前田 photo/Getty Images

東京五輪で活躍するために

松本山雅FCは21日、同クラブに所属するFW前田大然がプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のマリティモへ期限付き移籍することが決まったと発表した。なお、2020年6月30日までとのことだ。

現在21歳の前田は山梨学院大学附属高校を卒業後、2016年に松本へ加入した。2017シーズンは水戸ホーリーホックへ期限付き移籍し武者修行。2018シーズンに松本へ復帰を果たすると、持ち味のスピードを武器にJ2で27試合7ゴールを記録しており、J1昇格に貢献した。今季もここまで18試合(2ゴール)に出場し、チームの主力として貢献している。また、1年後に控えた東京オリンピックでの飛躍を狙う世代別日本代表でも主力としてプレイする前田。同世代が中心となって挑んだコパ・アメリカへも参加していた。

そんな前田はクラブの公式サイトを通じて「このたび、マリティモに期限付き移籍することになりました。2020年の東京オリンピックで日の丸をつけて活躍するには、自分自身もっと成長しなくてはならないと思い海外にチャレンジする決断をしました。J1でのチャレンジの途中でチームを離れるにあたり、チームメイト、監督、コーチ、スタッフをはじめクラブの皆さんに理解していただき、今回の移籍をサポートしてくれたことには感謝しかありません。またサポーターの皆さんには昨日の試合のときに直接ご挨拶ができずに旅立つことになり申し訳ありません。松本山雅はファン・サポーターあってのクラブで、その一員として戦えたこと誇りに思います。ありがとうございました。次に日本に来るときは日の丸を着けて、ピッチで躍動してる姿を見せられるよう、しっかりポルトガルで結果を出してきます。本当にありがとうございました」と語っている
はたして、東京五輪世代屈指のスピードスターの「速さ」はポルトガルでも通用するのか。前田の今後の活躍に期待したい。

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